愛知県安城市の自然素材である中霧島壁、セルローズファイバー断熱材で家づくりする「ツクヨミクリエート」代表の高橋です。
今回は、家のいろんなところから外の緑が見える家のご紹介を。
玄関は道路に面した場所ではなく、少し奥まった場所にあります。ルーフテラス下のアプローチを進むと玄関があります。正面にはシンボルツリーであるシマトネリコが植栽されています。植栽部分にも照明が施されているのでライトアップされると玄関に導くように光が案内してくれます。暗と明のコントラストがアプローチを際立たせます。
お客様を迎え入れるとても良い空間になったと思います。
玄関を入ると正面に坪庭のモミジが目に入ります。秋には、葉が真っ赤に染まり、四季を感じる事ができます。建物中央の玄関になるので暗くなりがちですが、坪庭側の大きな開口のおかげで とても明るい玄関になっています。
正面が階段になるので、階段の段板を支える部分と手摺を坪庭の景観を損なわない様にシンプルにスチールで作りました。とても、気持ちの良いお洒落な空間になりました。
玄関部分に下駄箱がありませんが、左手にシューズクロークがあり、普段はそちらから出入りします。もちろん、シューズクロークは廊下につながっています。そうする事により、靴が出しっ放しという事がなくなります。玄関部分も広くなりますしね。
リビングが2階になりますので主寝室は1階に配しています。
この主寝室からは、シンボルツリーが見える様に計画しました。アプローチを進んで正面が主寝室となりますので、写真を見てもらうと分かるようにガラスの半分をカスミガラスとし、アプローチから部屋が見えないようにしてあります。こすれば、視線を遮りながら光も取り入れられ、シンボルツリーの緑を見る事も出来ます。こんな寝室どうですか?