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代表の想い​​​​​​​

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SHOICHI

TAKAHASHI

高橋代表のこれまでのキャリアについて教えてください。

学生のころから設計事務所として独立しようという夢があったので勉強、経験を積む修業のつもりで様々な会社に従事しました。設計事務所しか経験のない設計士ではなく、現場での経験を生かした家づくりが出来る設計士を目指しました。

専門学校在学中に2級建築士を取得し、その後、建設会社に入社いたしました。この建設会社では主に鉄筋コンクリート(RC)造のマンションをメインに現場管理(現場監督)をしておりました。

施工図を作成する事により、仕上げの納まりを学び、現場監督として現場に出る事により現場管理の進め方、現場の厳しさを学びました。

その後、建築設計事務所に入社し、設計の手法、申請業務、建築法規等を学んできました。住宅や店舗、事務所など様々な建築に携わる事でとても勉強になり、設計事務所在籍中に一級建築士を取得しました。

最後に務めた工務店では、家に対する考え方などを勉強する事が出来ました。もちろんそれだけではなく、木造住宅をメインに設計してきたので、構造や間取り、デザイン性、施工性、建築予算管理等、トータル的に考え設計する事を学んできました。

2003年に設計事務所として独立創業し2014年に法人様専用の申請業務に特化したアキトデザインを開設。
2023年、創業20周年の節目にアキトデザインを法人化。
2024年に自然素材住宅をコンセプトにした新たなブランドとしてツクヨミクリエートを開設いたしました。

Interview
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デザインコンセプトやこだわりについてお聞かせください。

自然素材を使った家が多いので、木肌が出たり、素材感が出る仕上げが多くなるので「洋」よりは「和」に寄ったデザインが多くなっています。私自身、「和」のデザインが得意(好き?)という事もあるかもしれませんが・・・。

家づくりは、見た目のデザインも大切かと思いますがそれよりも私は、使いやすさや性能を重視した家づくりを目指しています。
設計士の中にはデザインばかりにこだわった自分本位の家づくりをされる方がいますが、そこでずっと住み続けるのは、お施主様ですので設計士の自己満足な作品作りではなくお客様のライフスタイルに合った家づくりをしています。

長年培ってきた経験と知識で、こだわり続けてきた自然素材や断熱性能等の「見えない部分」にこだわっています。

なぜ、自然素材にこだわるようになったのですか?

私自身がアトピー体質でつらい時期を送ったこともあり、体に優しい家をつくりたいと考えたからです。

子供のころにアトピーが発症し、大人になってからは治まっていました。
25歳くらいに急にまた発症し大変でした。
大人になってからのアトピーは、ストレスが主な原因だそうです。

自然素材を使えば、アトピーが治るという訳ではありませんが、化学物質を使った新建材の使用を出来る限り減らしていき、自然素材を多く使い、少しでも体の負担を減らしていけば気持ちよく暮らしていけるのではないかと思っています。

現在は、似たような性質の材料が増えてきています。
​​​​​​​その中から、良い物を吟味して提案できるように日々勉強を続けています。
これからも「居心地の良い体に優しい住空間」がご提案できるように努力していきたいと思います。

高橋代表の手掛ける住宅に共通する特徴のようなものはありますか?

ツクヨミクリエートでは自然素材にこだわった木の家を設計しています。
​​​​​​​中霧島壁や化粧杉板、無垢フローリング、造作による木の家具など素材感を前面に出したデザインが多くなっています。

見た目だけでなく、その素材の持つ自然の力を利用して気持ちの良い住空間をつくるように考えご提案しております。

自然素材を使った家に興味のあるお客様からのお問い合わせが多いので、私の作る家は、セルローズファイバー断熱材と内装仕上げに中霧島壁塗りの家が多くなってます。

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最後に、これからやっていきたいことを教えてください。

家というただの箱だけをつくるだけではなく、家具や生活雑貨の販売、観葉植物を使ったグリーンコーディネート、インテリアコーディネート、エクステリア等、暮らしをトータルプロデュースしたいと思っております。
また将来的に進むであろう省エネルギーの進化を踏まえ、自然素材の利用に焦点を当て、時代に合わせた断熱性能を向上させる方法について考えることも重要だと思っております。

家を建て終わった後も、長期的にお付き合いが続けられる関係を築くために、定期的なワークショップやイベントの開催を行っていき、地域の「かかりつけ医」のように、何でも気軽にご相談いただける存在でありたいと考えています。

今まで勉強、経験してきた事を生かし、家を建て終わった後に「良い家が建った」と言っていただけるのを楽しみに設計・監理をしていきたいです。

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