愛知県安城市の中霧島壁、セルローズファイバー断熱材でつくる自然素材の家「ツクヨミクリエート」代表の高橋です。今回は、「自由につくれる在来工法の浴室」のご紹介。
在来工法による浴室です。ユニットバスは、コスト面やメンテナンス面で優れていますが 大きさやデザイン、器具は決まった中から選ぶ事になるので自由度がそれ程ありません。それに比べて在来工法の浴室は ゼロから水栓、浴槽、タイル、壁材等をすべて好みに合わせて作り上げる事が出来ます。設計、工事ともに大変な作業ではありますが出来上がった時の満足感が違うと思います。
壁の上部は、ヒノキ材のように見えますがメンテナンスを考えてヒノキ柄のプリントされた樹脂材になります。遠目からだと区別出来ないほど精巧です。床タイルは通常のタイルを使いますと冬場入る時にヒンヤリしますが、そんな冷たさを軽減する為にサーモタイルという特殊なタイルを使っています。
照明は、くつろぎのお風呂にしたかったので照明の光が直接目に入らないように天井に埋め込み間接照明としています。温かみのある電球色の照明器具を選びましたのでリラックス出来る明りになったと思います。
浴室には坪庭に隣接しており外に出る事も出来ます。浴室の照明と連動して坪庭の照明も点き植栽をライトアップしてくれます。坪庭も『和』のテイストとしていますので露天風呂の様な気分になれそうです。ゆっくりと浸かれるリラックス空間になったと思います。
洗面脱衣室です。洗面化粧台は、広いカウンター式の洗面台となります。洗面台の下部は椅子などを置いて座って化粧も出来るようにあえて収納を設けていません。鏡も大きく使える洗面台になったと思います。
収納も充実しており壁面いっぱいに家族分の収納を配し内部は各人毎に仕切ってあります。鏡に映っているのが収納の扉になりますが面全体が通気の出来るガラリとなっております。収納内部の天井には調湿効果のある材料が張ってありますよ。洗面脱衣室内を簡易的に仕切れるように天井にロールスクリーンを埋め込んであります。
ご要望通りのこだわりの詰まった洗面脱衣室になったと思います。